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薬玉(くすだま)小型版

¥4,200 税込

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薬玉(くすだま)飾り
(※こちらは小型の略式飾りになります)

『薬玉』は端午の節句の頃より飾り、重陽の節句まで楽しむことのできる室内飾りです。

古来より魔除けや厄除け飾りとして重宝されてきた伝統的なお品です。

この美しい飾りは、平安時代には贈り物としても愛され、多くの貴族達の目や鼻を楽しませてきました。
邪気を祓い、長寿を授けるお守りとして、香料を錦の布で包み、造花や菖蒲、蓬の葉で飾って五色の紐を垂らした「薬玉(くすだま)」。
柱に飾ったり、美しい薬玉を作って贈り合ったりもしたそうです。

『源氏物語』の「蛍の巻」には、美しい玉鬘の元にあちらこちらから薬玉が贈られるシーンが登場しますし、『枕草子』の中にも
「空が曇りがちの中、中宮様の御所などには色とりどりの糸を組み下げた御薬玉が縫殿寮(ぬいどのりょう)から献上され、御帳台が立ててある母屋の柱の左右につけてあります。九月九日の菊を生絹の布に包んで献上されたものが同じ柱に数か月結び付けてあり、それを薬玉に替えてから捨てるようです」
と記されています。

菖蒲や蓬に、お香の香りが混じりあい宮中はとても良い香りが漂っていたことでしょう。

江戸時代後期の有職故実家・伊勢貞丈が記した『貞丈雑記(ていじょうざっき)』の中に、薬玉が禁裏(江戸時代の内裏の呼び方)から将軍家に贈られてきたと記述されているそうです。

そのように古来より邪気を払い、そして美しい薬玉を家に飾ってみたくなりませんか?

こちらの薬玉は、玉の中の香料を入れ替えることで、毎年の室礼を新たな気持ちで迎えることができます。

薬玉は、室内を華やかに演出するだけでなく、厄除けや魔除けの象徴として信じられています。吊るすことで、悪いものから家を守り、皆様の安寧を祈るための大切な存在となります。年々の伝統を受け継ぎつつ、現代の生活に彩りを加えるアイテムとしてぜひご活用ください。

この薬玉を飾り、家族や大切な人たちと共に、端午の節句を心から楽しむひとときをお楽しみください。

<使用方法>
・直射日光を避け、風の通る場所(玄関推奨)に飾ってください。
・ 年に一度、新しい薬玉に取り替えることで新たな力が宿ります。

※自然素材を使用しているため、若干の色や形に差異がある場合があります。
※仕入れにより突然のパッケージ変更をすることがございます。
※直射日光や湿気を避け、清潔な場所で保管してください。

⚫️ひとつひとつ手作業にて調合、制作しております。若干の差異がでることもあります。
⚫️仕入れにより突然のパッケージ変更をすることがございます。
⚫撮影に使用している小物は付属しておりません。

原材料 : 香料

『ご使用上の注意』
・効能、効果を保証するものではありません。
・本来の目的(お香)以外に使用しないでください。
・食べ物ではありません。
・幼児の手の届かない所に保管してください。
・ものや壁に長期間触れない様、時折場所を変えてご使用ください。
・ご使用中に気分が悪くなったり、異常が現れた場合はご使用を中止してください。
・体質によって、ごく稀に天然香料によるくしゃみ等のアレルギー症状が出る場合がございますので、その様な場合はご使用を中止し、専門医にご相談ください。
・水につけると色落ちや色移りの可能性があります。また香りにも影響する可能性があります。


良い香りは心身のリラックスに、うっそうとした気分も楽になります。
自律神経やホルモン分泌を整えるお香の働きにより、穏やかな自分でいられるようになったり。
お香の殺菌力で清らかになったり。
お香のの香りには邪悪なものが近寄れないので、良縁に恵まれるようになったり。
様々なお香のもつ力を楽しんでいただけますように。


※全て真仁堂~majindo~のオリジナルの香りです。
二次使用や転売は禁止とさせていただきます。

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